失敗しない成人矯正する歯科医院の見分け方
あなたが、専門的なことを言われて分からないこともあると思いますが、分かるようになるまで説明してもらってください。その時に先生がちゃんと説明してくれるなら、治療が始まってからも、ちゃんと説明してくれるでしょう。あなたは専門家ではないので、分からなくて当然です。恥ずかしがらず、よく分かるまで質問してください。
医院長やスタッフの人柄も見ておいたほうがいいです。たとえば、説明のうちあなたが「わからない」と言ったことに対してちゃんと分かるように努力してくれるか。費用面の話ばかりで、お金儲けにかたよっていないか。あなたの悩みや不安に寄り添い、よく考えてくれそうか。 そして、あなたの目標をしっかりと聞いてもらって下さい。分析や治療方針はありますが、「何を目標とするか、ゴールとするか」はあなたに決定権があります。
その医院はあなたの歯を抜いて矯正するのかどうかを知ってください。現在では大別しただけで30を超える矯正の学派があります。卒業した大学によりどの学派を取り入れるかは違いますので、治療方針も違ってきます。
<成人矯正>
成人矯正とは20歳以上の年齢の人の矯正です。年齢制限はありません。中年、高齢でも行われます。これは一般的な歯科治療ができない医院では困難です。
<プチ矯正(部分矯正)>
プチ矯正(部分矯正)は成人矯正の一部で、今まで行われてきた矯正とは方針が違います。プチ矯正(部分矯正)できるのか上下顎矯正(全顎矯正)になるのかの判断が大事です。
<費用の目安>
装置の種類によって金額が変わります。観察料とか調整料が必要、終了時の装置の費用がかかる…等々。料金が一律で一定でない場合、治療終了までの総額を聞いてみてください。
プチ矯正と上下矯正の判断基準
様々な治療方法のなか、ご自身の症状が治療の適応となるか気になる方もおられると思います。当院での治療実績をもとに「プチ矯正と上下矯正の判断基準」について、ご説明いたします。
症例A1と症例M1を比較しますと、A1の歯の重なりは小さく、プチ矯正で治療することができました。 M1は歯の重なりが大きく、ご本人上右の前歯が1本内側に入ってしまっています。このような場合、プチ矯正をおこなうことができず、上下顎の全体を動かして矯正しました。それぞれの結果は、下の方に、A1プチ矯正後とM1上下顎矯正後として掲載しております。
また、Y1のように上前歯の隙間を埋める場合は、プチ矯正で治療することができました。結果は、下の方に、Y1プチ矯正後として掲載しております。 程度の大小によりますが、図示したような前歯の乱れであれば、プチ矯正の治療が可能です。
プチ矯正
当院で、プチ矯正した症例をご紹介いたします
上下顎矯正
当院で、上下顎矯正した症例をご紹介いたします
インプラント治療
当院で、インプラント治療(矯正用インプラント植立を含む)症例をご紹介いたします