治療費についてPhysician fee

歯科の治療費には、各種健康保険を利用し一部を保険者が負担する「保険診療」と、 健康保険が適用されず治療費の全額が自己負担となる「自由診療」があり、 一般歯科の分野では、大半が保険診療をご利用いただくことができます。 しかし、健康保険の「療養の給付」には、病気やケガをしたときの治療が前提となっており、 治療方法や使用できる材料などが細かく指定されており、その自由度は決して高くありません。

にしき歯科では、「大切な歯を少しでも守りたい」「より美しくありたい」と思われる方にむけて、 自己負担とはなりますが、歯列矯正・審美治療などの治療を用意しております。原則として自由診療での治療となります。

※上下顎前突(「口ゴボ」と患者さんはおっしゃいます。)の場合、乱杭歯(叢生)の重なりが多い場合、大きい場合、また、前歯を内側に大きく入れたい場合、歯の移動量が大きいので、難症例です。治療費は定額ですが、治療期間は1年半では終わりません。長くなります。基本的には、長引いた治療費は当院が負担します。

※上下顎前突「口ゴボ」とは下のイラストのような状態です。

矯正orthodontia

上下全体矯正が開始から終了まで、安心の「定額制」です。

毎月、調整料がかかる歯科医院は、治療期間が長引いた分、費用がかかります。しかし、当院は、納得したうえで安心して治療を受けていただきたいので定額制にしています。後から追加料金がかかることはありません。毎月の調整料も、たとえ途中で他の材料が必要になっても、別途費用はかかりません。上下全体矯正は40歳以上では78万円(税抜)~です。

プチ矯正(治療開始から終了までのトータル金額) 350,000円~
385,000円(税込)~
高校生~39歳の矯正の矯正(治療開始から終了までのトータル金額) 630,000円~
693,000円(税込)~
矯正相談(30分) 5,000円
5,500円(税込)
上下白ブラケット+白ワイヤー 60,000円
66,000円(税込)
上だけ白ブラケット+白ワイヤー 30,000円
33,000円(税込)
矯正用ミニインプラント 1本につき 15,000円
16,500円(税込)
矯正治療終了後の矯正リテーナー 1装置につき 15,000円
16,500円(税込)

デンタルローンとはDental Loan

 歯列矯正の歯科治療は、健康保険適用外となり、一般的に高額になります。治療費を現金一括で支払うことが難しい場合は、「デンタルローン」を利用するという手段があります。ただし、デンタルローンには審査に通らなければ利用できません。

 デンタルローンとは、インプラントや歯列矯正、ホワイトニングなどの歯科治療費が高額になる時、分割して支払うためのローンです。「目的別ローン」の一種であり、住宅ローンや自動車ローンと同様に、特定の目的のために利用されます。デンタルローンは歯科治療専門のローンのため、借りたお金は歯科治療の支払いにのみ利用可能です。

 歯科治療費の支払いは、現金払いやデンタルローン、カードローンやクレジットカード払い、クレジットカードのキャッシングなどを利用する方法があります。デンタルローンは他の支払い方法よりも金利が低めですが、デンタルローンでは、追加の借り入れや他の用途での支払いに利用することができません。

デンタルローンのメリット

・資金を持っていなくても治療を始められる
・カードローンなどよりも低金利
・支払い計画を立てやすい

資金を持っていなくても治療を始められる

 上下の全体的矯正治療の場合、1年以上かかります。お金がたまってから治療しようと考えると治療開始が遅くなり、治療が終了するまでの期間が長くなります。デンタルローンを利用すると早く治療を始められますので、きれいな歯並びになる時期が早くなります。若いうちにきれいな歯並びを手に入れたい人、会社で働き出すまでに歯をきれいにしておきたいと考えている人は、早く矯正治療を始められるデンタルローンが便利です。

カードローンより低金利であることが多い

 低金利のカードローンを利用することで、支払総額を抑えることができます。

<支払い方法ごとの一般的な金利(年利・手数料)>
デンタルローン 2.50~8.80%
カードローン 1.50~18.00%
クレジットカード払い 8.00~18.00%
キャッシング利用 15.00~18.00%
※大体の目安です。

支払い計画が立てやすい

 デンタルローンなら、「毎月◯万円ずつ返済していく」など、生活費への影響の少ない返済額に設定することができます。特に、当院ではトータルフィー制度を採用していますので、矯正治療開始時に治療費を払っていただいたら、以降、追加の治療や費用はかからないので安心して通院していただけます。

デンタルローンのデメリット

利息を支払う必要がある

デンタルローンには利息があり、現金の一括払いに比べると全体の支払総額は大きくなります。返済期間が長くなると、支払う利息が増え、支払総額が増加します。その点を考慮して、無理のない返済計画を立てることが重要です。

デンタルローンの金利は、金融機関や借入額によって異なります。多くの金融機関は、その金利を公式WEBサイトで公開しています。ただし、具体的な金利は審査通過後に決められるようです。

デンタルローンの利用条件と審査基準

 デンタルローンを利用するためには、一定の利用条件を満たす必要があります。利用条件は金融機関により異なりますが、「本人に収入があること」や、「18歳以上または20歳以上」「65歳未満であること」などが条件になることが多いです。未成年者(18歳未満)の場合は、親権者が申し込むことになります。申込者に返済能力があるかが判断され、審査結果が決まります。