新型コロナウイルス予防への取り組みMeasures Against COVID-19

当院では、患者さまにできるだけ安全に治療を受けていただくため、新型コロナウイルスの院内感染防止対策を強化しております。

院内感染対策

  • 以前から、当院では紙エプロン、紙コップ、エアーの先、排唾管、術者のグローブを患者さまごとに交換しています。
  • 治療器具は、ハンドピースを含め、全て患者さまごとに交換して滅菌消毒しています。
  • 診療台は0.1%次亜塩素酸ナトリウム、うがい台は0.5%次亜塩素酸ナトリウムで15分以上濡らしておきます。乾燥後、70%アルコールで拭いています。(集団感染で問題となったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」に入った清掃隊は、船内の清掃・消毒に、0.05%次亜塩素酸ナトリウムを使用していたようです。濃度が濃いほど殺菌力は強いとされています。)
  • 治療前・治療中・治療後など、頻繁に手洗いをおこない、手指を70%以上のアルコールで消毒します。

新型コロナウイルス拡大後の
院内感染対策

  • 当院は診療室が2部屋あり、それぞれ半個室になっています。
  • 予約時間は患者さまごとに1時間を確保しています。待合室で他の人と同席しないように配慮しています。
  • ご来院された全ての方に、受付にて「手指の消毒」「簡易検温」にご協力をお願いしております。また、スタッフの体温測定、体調管理を徹底しています。

感染の疑いのある方の
来院を避けていただく

  • 37.5℃以上の発熱が続く方やだるさ、息苦しさがある方は、受診をお控えください。すでにご予約いただいている場合は、延期させていただきますのでご連絡ください。
  • 体温が37.5℃未満の方でも、平熱より高い熱が続く、のどの痛み、せき、嗅覚味覚の違和感、だるさ、息切れ、などの症状がある方は受診をお控えください。
  • 感染者または感染が疑われる方と濃厚接触があった方や2週間以内に海外の渡航歴のある方は、受診前にヒアリングをさせていただきたく、まずはお電話にてご相談ください。

自覚症状の無い
感染者からの感染対策

新型コロナウイルスの感染性は、エアロゾル状態で3時間、プラスティクやステンレスでは72 時間までは認められたそうです。当院ではウイルスが院内に侵入した場合を想定した対策を、以下の通りおこなっています。

空気中のウイルス対策

  • 頻繁に換気をおこないます。ウイルスが空気中の霧やミスト、粉塵や煙と合わさることを「エアロゾル化」と呼び、このエアロゾル化したウイルスを吸い込むことによって感染することが確認されています。新型コロナウイルスの濃度は、換気のある病室ではとても低く、多くの公共エリアでの、空気の新型コロナウイルスのレベルは検出限界以下であるようです。
  • おひとりの治療が済むごとに、プラズマクラスターNEXT(SHARP製)を使用し、各部屋の空気を1時間、消毒しています。SHARPは「プラズマクラスターイオン技術」と呼ぶ方式で、空気中の酸素分子と水分子を分解し、自然界にあるのと同じ水素(+)イオンと酸素(-)イオンを作り出し放出し、水素(+)イオンと酸素(-)イオンはウイルスや菌の上に着くと、非常に酸化力の強いOHラジカルに変化。瞬時に表面のタンパク質から水素(H)を抜き取ってタンパク質を分解します。水素と結合したOHラジカルは、水(H₂O)になって、空気中に戻ります。また、SHARP社によれば、浮遊ウイルスを抑える /約25m³(約6畳相当)の密閉した試験空間での約9〜18分後の効果です。(プラズマクラスター NEXT/25000/7000搭載空気清浄機の場合)●試験対象:浮遊した1種類のウイルス。■試験結果:約9分で99%抑制。KI-AX80(KI-HP100より性能の低い機種)の風量「強」運転で実施。約18分で99%抑制。FU-A30(FU-H30と同等性能機種)の風量「強」運転で実施。とあります。(ただし、コロナウイルスへの有効性は検証されていません。現時点では、正式に効果を検証された器械はないと思われます。)

飛沫ウイルス対策

  • 当院では、取っ手やトイレ、レントゲン室に居るかもしれないウイルスに対してはアルコールおよび次亜塩素酸ナトリウムで消毒し、トイレ、レントゲン室の空気は噴霧液、プラズマクラスターNEXTで消毒しています。
  • 院内だけではなく、ご自分の身を守るために、「ウイルスが着いているかもしれない」という意識を持ち、手で目、鼻の穴などに触れる前に、手洗い・手指消毒をおこなってください。消毒には、アルコール(イソプロパノール)なら70パーセント以上のものを使用してください。ただし、アルコールが着いたままでは目に触れないでください。